プログラミングに興味を持って、とりあえずRuby(人気言語のひとつ)で入門してみようと、公式サイトを訪れた。
すると……
ダウンロード
ここでは、Rubyインタプリタの代表的な入手方法を説明します。 現在の安定版は 3.0.0です。 Ruby’sライセンスを必ずお読み下さい。
(引用 : "https://www.ruby-lang.org/ja/downloads/", 2021年2月20日)
プログラミングするには、Rubyインタプリタのダウンロードや、インストールを行う必要があるらしい。そして、私のコンピュータには、なぜか既にRubyがインストールされている。
ruby 2.7.0p0 (2019-12-25 revision 647ee6f091) [x86_64-linux-gnu]
しかし、そもそも言語をダウンロードする、インストールするとはどういうことなのだろう。それを調べてた結果と理解を以下にまとめた。
現在使われているプログラミング言語のほとんどは、高級言語というもので、これを使えば、人間の普段使いの言語に近い形で、コンピュータに命令を下せる。
高級言語とは、プログラミング言語の分類の一つで、抽象的な語彙や記法、構文などを用いて処理を記述することができる言語の総称。
(引用 : 高級言語(高水準言語)とは - IT用語辞典 e-Words , 2021年2月20日)
そして、その高級言語に込めた命令にコンピュータを従わせるためには、オブジェクトコード(バイナリコード)という、コンピュータが理解できる形に訳してやらなければいけない。
オブジェクトコードとは、コンピュータプログラムの形式の一つで、コンピュータによる解釈・実行に適した言語やコード体系で記述されたもの。通常は人間が直接記述することはなく、ソースコードから変換して生成する。
(引用 : オブジェクトコード(バイナリコード)とは - IT用語辞典 e-Words, 2021年2月20日)
訳す役目を果たすのが、Rubyの場合はインタプリタというソフトウェアである。
インタプリタとは、人間に分かりやすい高水準プログラミング言語(高級言語)で書かれたコンピュータプログラムを、コンピュータが解釈・実行できる形式に変換しながら同時に少しずつ実行していくソフトウェア。英語の原義は「通訳者」。
そのインタプリタをコンピュータにいちソフトウェアとして取り込むことこそが、前出の公式サイトで案内された、Rubyをダウンロード・インストールということなのだ。
おそらく、よく比較されるPythonやRustというプログラミング言語たちのダウンロード・インストールというのも、言語を訳するソフトウェアを対象にしたものなのだろう。
ブラウザでそのままプログラミングができるサービスが、既に散見される。それでも、プログラミング環境の構築の一環として、言語のダウンロード・インストールという作業について「どうしてやるの」「どういうことなの」と疑問を持ったので、調べてみた。いやはや、奥が深い。
以上になります